Zレシプロソー替刃、210mmタイプのものの比較です。
用途に合わせてどれを購入したらいいのかをわかりやすくするために作りました。
Zレシプロソー(210mm)の比較表
Zレシプロソー(210mm)の比較表
商品名 | ピッチ (mm) |
板厚 (mm) |
木工用 210 P3.0 |
3.0 | 0.9 |
枝切用 210ミリ P3.0 |
3.0 | 0.9 |
竹切用 210ミリ P2.15 |
2.15 | 0.8 |
塩ビ用 210 P1.5 |
1.50 | 0.6 |
解体用 | - | 1.25 |
切った断面の綺麗さは刃の間隔によります。刃の間隔をピッチといって、同じ材質のものを切る時に「ピッチが広いほどに荒く、細かいほどに断面が綺麗」になります。ただ、ミリ単位できれいなカット面が欲しい場合、レシプロソーはあまり適していないという印象もあります。
耐久性は板厚、つまり替刃の厚さが厚いほどに丈夫になります。解体用が1.2mmを超える厚さになっているのは、数多くのものを切るために丈夫さのみが要求されているのだと考えられますね。ピッチの情報がみあたりませんでしたたが、恐らく3.0mmくらいではないかと思います。
スポンサーリンク
用途別のおすすめ替刃
用途別のおすすめの替刃です。
私が実際に試したものだけとなりますので、更新は遅くなりますが徐々に追加していきます。
竹を切りたいときの替刃
竹を切りたいときの替刃は、結論としては「竹用がベストですが、どれでも対応している」という感じです。
ではどうして専用の「竹切用」というのがあるかというと、ピッチを狭くすると竹の表面へ刃が引っ掛かり易くなるためと、ピッチが大きなものだと刃欠けが発生する可能性があります。
塩ビ用や金属用など刃のピッチがさらに狭いものもありますが、切り進むのに時間がかかりますので、竹切り用以上のピッチものがおすすめです。
竹を細工に使わずに、ただ捨てるためだけに切るのでしたら、木工用で充分ではないでしょうか。刃が厚い分だけ丈夫です。
竹の切り方について
上の動画では既に切ってある竹を寝かせた状態で切られています。この状態では固定しておけば簡単に竹が切れていくのが解りますね。
立木の竹を切る時には刃折れに注意です。木の立ち木と同様に、倒れてくる方に刃があると抜けない状態になります。この時に無理にこじって取ろうとすると意外と簡単にレシプロソーの刃が折れてしまいます。とくに直径6センチ程度以上の竹は一気に切ろうとせずに、少しずつ切ったほうがいいです。
スポンサーリンク
釘などの金属がある木材を切る時の替刃
釘や頭が潰れてしまったネジが埋まった木材を切るときには、解体用を使います。
金属だから金属用を使ったほうが良いかと思っていましたが、Zレシプロソーの製造元の動画を見ると、解体用の替刃でいけそうです。
釘やアルミをまとめて切るにはレシプロソー自体のパワーが必要と思いますので充電式の10.8vでは心もとないような気がしますが如何でしょう。充電式であれば14.4v以上かコード式が良いかと思います。