Amazonから2016年版のKindle Fire HD 8が2016年9月21日に発売され、購入しました。
2018年7月時点では第7世代目のFireHD8が発売されています。
スペックアップスた上に、更にお安くなっていますね。
欲しいなら買って間違いはないと思います。
この記事では旧製品、2015年版との違いや強化された点、とくにKindle Fireが初めての方が購入にあたって知っておいたほうがいいことを書いていきます。
嬉しい強化もありますので、2015年に買わなかった方は、2016年版は「買い」だと感じました。
目次
「Kindle Fire HD8」2016年版が強化された点、2015年版と比較
強化点で十分カバーできるサイズアップ
2015年版と比べていくつかとても嬉しい強化点が有ります。
★ROMが16GBからになった
タブレットはこの空きメモリがないと、使いたいアプリが入れられなくて困ってしまいます。2015年版の安い方は8GBのメモリでしたが、実際に使えるのは8GBと言うわけではなく、アプリを入れようとしても入れられないということが、ストレスになっていました。
SDに移せるアプリもあるにはあるのですが、それでもいちいち消してから入れていたこともあります。これが16GBになって、アプリを多く入れられるようになりましたので、色々と使えそうです。
★RAMが1.5GBとなった
良いのですが、大きな変化を感じられるかどうかは使うアプリによりますね。重いアプリが多少は軽くなるとは思いますが、それほど影響は感じられないかもしれません。せめて2GBにして欲しいところでしたね。
★バッテリーの強化
充電せずに使える時間が長くなるということは単純に使い勝手に影響するので嬉しいです。容量は4750mA。iPad mini4は5,124mAhですので殆ど変わらないような容量になってきました。これくらいの容量があると、確かにモバイルバッテリーを使わなくても良くなるかも。
★耐久性アップ?
Amazon独自の落下試験では「iPad Mini 4の2倍の耐久性があると証明された」とAmazonが公式発表しています。実際は落とす場所や落ちた角度などが悪いと一発アウトの可能性もあると思いますが、耐久性は上がっているようです。
★価格がすごい★
すごいです。
強化されたのはだいたいこんな感じですね。
反対に、バッテリーの強化のせいだと思うのですが、厚さが少し増して少し重くもなっています。ただ、ほんの僅かですので大丈夫でしょう。
カメラ…は、5M→2M?!
ここでコストダウンですかね?
カラーは今のところブラックのみが発表されています。アメリカではブラック、ブルー、マゼンタ、タンジェリンが発売されているそうです。OSのバージョンアップは特に記載されていません。また、wi-fiはこのモデルもacには対応していません。
スペック詳細比較の表
Fire HD 8 タブレット 2016 | 2015 | |
ディスプレイ | 8インチHD | 8インチHD |
サイズ | 214 x 128 x 9.2mm | 214×128×7.7mm |
重量 | 341g | 311g |
RAM | 1.5GB RAM | 1GB RAM |
ROM容量 | 16GB (使用可能領域 約11.1GB) 32GB (使用可能領域 約25.3GB) 200 GB microSD対応 |
8GB 16GB microSD |
バッテリー | 4750mA 最大12時間 |
8時間 |
カメラ | 30万画素 フロント 2M リアカメラ |
90万 5M |
だいたい同じなのですが、強化点が良いところをついていますので、お得感が凄いです。
アプリについては、恐らくAudibleはまだ使えないようですが、どうなのでしょうか?ハードもそうが、ソフトの充実もお願いしたいですね。
初めてのKindle Fireを買う前の注意点
Kindle Fire HD8はスペックアップが目立つのに安いですが、買われる前に知っておかれた方がいいことが少しあります。
★ひとつ目は、Kindle Fireの全ての機種ではAndroidをペースにアマゾン独自のFire OSというものに作り変えてあります。ですので同じくアンドロイドを使っているXperiaなど他社のアンドロイドで使うことが出来るアプリが使えない可能性があります。これはGoogleのPlayストアに対応していないからです。これによってKindle Fireを買わないという方もいるくらいですし、実は私も躊躇していたのがここでした。
一番の問題はラインが使えないことでしたが、LINEは普通にスマホで使いますし、いつも持ち歩く方で連絡がつく方が良いので、タブレットでLINEは必要ありません。ほかのSNSのアプリはだいたい揃っているようです。(Playストアを入れる方法があるとかないとか!?)
★ふたつ目は、前モデルである2015年板とOSが変わっていないことです。OSは電源を入れた時に最初に立ち上がる基本ソフトで全てのbaseになっています、OSのによって使い心地が変わってきます。ただ、2015年板は安定していたようですし、OSの開発にコストを掛けて値段があがるより、安く買える方が得だとも考えられます。小さなバージョンアップは時々行われています。
★もうひとつは、通常のアンドロイドのスマホやタブレットはGoogleのアカウントでセットアップを始めますが、Kindle FireではAmazonのアカウントで始まります。これは、アマゾンのサービスを便利に使えるようにするためにそうなっています。とくには問題有りませんが、一応知っておかれて下さい。
★Kindle Fire HD8はWi-FiとBluetoothしか通信手段が有りませんので、外で使うにはWi-Fiがある場所で使うか、Pocket WiFiをつかうか、もしくは、スマホなどでブルートゥースのテザリングを行うかになります。
私の場合は、速度はちょっと遅くなるのですがいつも持っているスマホで出来るBluetoothテザリングが好きです。やりかたは、スマホとKindle Fireをブルートゥース接続するだけなのです。
他のタブレットにも言えることなのですが、simが使えてLTE(4G)通信ができると本当に外での使い勝手が良くなります。これからの機種に期待です。
Kindle Fire HD8で何が出来る?
気になるのは一体何が出来るかということですね。
タブレットやスマホで「何が出来る?」というとき、そのアプリが入れられるかどうかで決まってきます(だからROMが多いほうが良いです)。
Kindle Fireで出来ること
- Amazonのネットサービス
- 月1冊の無料キンドル本
本のレンタル的なもの - Kindleストアにあるゲームやアプリ
- カメラでのメモ
私の印象なのですが、KindleはAmazonのタブレットですので、アマゾンのサービスに最適化されていると考えています。とくにプライム会員であればKindleの対象の本が月一冊レンタルできますし、プライムビデオも見放題です。
それに付け加え、Kindleストアにあるアプリも使えるという感じです。ですが、Kindleストアも(本家Playストアには敵いませんが)充実してきたと感じています。日常的に使えるようなものは大抵あります。
kindle fire HD8の保証期間は90日!延長保証には入っておくべき?
kindle fire HD8 の保証期間は90日に設定されています。
ものを買った時によくある1年間の保証がこの機種にも有るとばかり思っていたのですが。販売のページには90日間の保証と明記されています。
ただ、Amazonではkindle fireに対して延長保証を有料で提供されているのでおすすめです。
延長保証の期間と値段の表です
(2016年12月現在)
保証期間 | 金額 | 1年あたりの金額 |
1年間 | 1,680 | 1,680 |
2年間 | 2,160 | 1,080 |
3年間 | 2,780 | 927 |
実は、この延長保証の内容がすごくて、
- 自然故障(バッテリーの劣化も含む)
電池の保証まであります - 商品の落下や水濡れ
家の中でも不意の落下は有りがちですね - 期間内ならばすぐに代替品が送られる
修理ではないので早いです! - 年中無休24時間の電話対応
私が想像するスマホやタブレットの故障が網羅されている感じですね。つまり、延長保証に入っておけば保証期間内であれば安心して使っていくことが出来ます。この保証内容は自社製品の強みだともいえますね。
もし、本体の購入の時に延長保証に入るのを忘れていた方でも、購入後30日以内であれば、延長保証を付けることができるそうです。
Amazonプライム会員に入会済みの方でしたら本体価格が割引になりますので、その分を例えば2年間の延長保証と液晶保護シートにお使いになられるのも良いかと思います。
因みに、私がこの延長保証に気づいたのは、購入後86日目でしたので保証をつけることが出来ませんでした…。
Amazonプライム会員なら4,000円引き
メモリアップなのに何故か価格がとても安い
いつものプライム会員割引が2016年版Kindle Fire HD8でも適用されます。
価格はいづれも税込みで
16GBモデルが1万2980円
→8,980円
32GBモデルが1万5980円
→11,980円
なお、この割引クーポンはアマゾンプライム会員の無料体験中でも適用ができるようです。
となります。
参考(2015年版)
8GB 19,800円
16GB 21,980円
こう見ると、今回発売の32GBモデルでさえ2015年板の8GBモデルよりも安くなっていることが分かります。確かにカメラが2Mピクセルになってしまいましたが、タブレットで写真を取る機会も少なそうですし、それを考えても安いです。
Amazonのサービスを使わせるための端末とはいえ、昨年よりいっそう安くなっているのが凄いですね。ROMが16GBでこの値段のタブレットって、中華タブでも怖くて手を出しにくい感じですが、(信頼の?)Amazonが出すタブレットとは思えない感じです。
というわけで
ワタクシ
Kindle Fire HD8を
注文してしまいました。
まとめ 買いか待つか?
長くなったのでまとめますと
- プライム会員だと16GBが8,980円で中華タブと比べても激安
- アマゾン独自のアプリストアなのでちょっとご注意
- バッテリーの強化で1日持つ可能性
まとめるとこんな感じでしょうか。
タブレットは中古で買った初代のiPad miniを毎日使っていますので、室内でのその使い勝手の良さは充分理解しているつもりです。Kindleの本を読んだり、プライムビデオを見たり、nasneというHDDレコーダーからWi-Fi経由でテレビを見たり、寝ながらブログを見たり…日常生活で充分に役にたっています。
もし、まだタブレットをお持ちでなく、タブレットを欲しいと考えられている方は、充分に検討の余地はあると思います。あとは、ご自身がタブレットで何を行いたいかだけですね。