ノートPCでマルチモニターにするのは意外と簡単です。
ですが、ノートPCにも沢山の種類がありますので
- Windows10での基本的な設定
- 古い機種(インテルの第2世代以前)での接続
こんな感じて書いています。
windows10でのマルチモニター設定 複製と拡張
マルチモニターにすること自体はケーブルをつなげばいいので簡単ですが、どういった形式のマルチモニターにするかは、windows10の設定で行います。
具体的には
- パソコン本体の画面と同じ画面を表示させたい
- パソコン本体とは別の画面を映したい
このふたつです。2画面にしても3画面にしても同じような設定ができます。
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設定方法
1.「ディスプレイ設定」を開く
デスクトップを右クリックしたメニューにあります
このような画面が出ます
これは、既に「画面拡張」で設定しているので、2つのディスプレイが表示されています。
「画面複製」の場合は、1枚のディスプレイに「1|2」と書かれています。
2.マルチディスプレイの設定 複製か拡張か
ここでは
- 「表示画面を複製する」=パソコンの画面と同じ画面を映す
- 「表示画面を拡張する」=パソコン画面とは違う画面を映す(画面が広くなる)
この設定ができます。
簡単に切り替えができますので、どのようになるか試してみられるといいです。
私の場合は、普段2画面の大きなディスプレイを使いたいので「表示画面を拡張する」に設定しています。
3.画面の場所の調整をする
「表示画面を拡張する」を選んだ場合、画面の場所を調整することができます。
「2」と書かれている方を上下左右に動かしてみて、実際にどのように設置しているかを調整できます。
4.解像度の設定
外部ディスプレイの解像度は、自動で調整されていますが、必要がある場合は、手動でも同じ画面で調整できますのでお試しください。
私の場合は、外部ディスプレイに3:4のディスプレイを使っていますので、このような解像度一覧になっています。
通常は1920×1080などの16:9の解像度が表示されると思います。
以上です。
古い機種での2画面・3画面のやり方と必要な機器
2画面、デュアルディスプレイのやり方
ほぼ全てのノートパソコンには、キーボードの左右どちらかに、映像出力端子がついています。
- HDMI
- D-sub
古いノートパソコンの場合、このどちらかが主流です。
少し新しい機種ではthunderboltやUSB-C端子、DisplayPortがついているかもしれません。
映像出力できればどういう端子でも良いのですが、ノートパソコンについている端子に適合する端子にケーブルをつないで、外部のディスプレイと接続すれば、2画面の完成です。
3画面、トリプルディスプレイのやり方
古い機種のノートPCの場合、3画面は工夫が必要になります。
なぜならば、古いノートパソコン、インテルのCPUの第2世代までのものでは、2画面までしかサポートされていないからです。
- 本体+外部
- 外部2画面
通常の選択肢はこの二つなのですが
本体のUSB端子から映像が出力できる周辺機器が発売されていますので、それを使うと3画面やそれ以上のマルチモニターが実現できます。
私が使っているのはUSB2.0端子からフルHDまで出力できるものです。
これを使うことによって
- 本体+外部ディスプレイ2枚
合計3枚のトリプルディスプレイが実現できます。
しかも、3枚目は縦置きもできてしまいます。
古いノートPC、3画面時の注意点
3画面にするにはUSB端子を使用するのですが
この時、CPUのパワーの一部をディスプレイに映像を映す処理に使ってしまいますので
最低でもインテルのi3、できればi5-2520M以上がないと全体の動きが若干遅くなったなと感じてきます。
i5-2520m以上であれば、動画も何とか再生できる感じです。