木工をしていて、これまではノコで切った小口や荒れた表面を綺麗にしたいとヤスリでスリスリとやっていましたが、うちに来られている大工さんからハンドサンダーという便利な道具を教えてもらって、こんな便利なものがあるのかと驚きました。
そこで、ハンドサンダーの使い方と、おすすめのハンドサンダーをご紹介します
ハンドサンダーの使い方と効果
まずは、ハンドサンダーの種類と準備・使い方です
ハンドサンダーの種類と準備
ハンドサンダーのタイプはサンダーとなるシートをどのように固定するかしか違いがないように思います。
- サンダーシートを挟んで固定するタイプ
- マジックテープで固定するタイプ
このふたつです。
私がオススメするのはヤスリ部分の取替えが簡単なマジックテープタイプなのですが、ヤスリが手に入りやすいのクリップタイプのほうが良いと思います。ヤスリはホームセンターでほぼ確実に売ってありますしね。
これが私が使っているのはマジックテープ式です。マジックテープをくっつけるだけで使うことができます。
実はこれ、大工さんが使われていて、プロの場合は多く使うのでいちいちクリップ留めするのが面倒くさいからマジックテープ式を使われているそうです。
趣味であればクリップ式で充分と話されていました。耐水ペーパーをつかいますので消耗品の紙ヤスリも安いですしね。マジックペーパー式だと一枚80円もしてしまいます。
上の写真は電動サンダーですが、クリップでサンディングペーパーを固定しています。
力強い電動式でも、クリップで充分に固定できるというわけですね。クリップ式の場合は、端を折り曲げますのでサンダーの面よりも3センチほど長いペーパーを準備して下さい。
それと、ハンドサンダーを選ぶ時には、木材に当たる面が金属でできているものが良いと思います。丈夫ですし割れる可能性がほぼありません。樹脂製だと不意に落としたりした時に大きく傷がついたり割れる可能性があります。
ただ、100均のハンドサンダーは安いので、どんな感じかを試してみたい方はダイソーで買ってくるのも良いかと思います。
ヤスリをハンドサンダーに取り付けたらいよいよ作業開始です。
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ハンドサンダーは木工DIYの必需品かも
例えばこのような丸鋸で切っただけの荒れた木口、外に置くものであればこの程度でも良いかもしれませんが、今回は室内で使うので、サンダーで綺麗にしていきます。
使い方は、サンディングペーパーを取り付けた面をしっかりと気に押し付けて前後に押したり引いたりする感じです。簡単です。
こんな感じで荒れているところをハンドサンダーで擦ると
120番のサンダーを使ってさほど力を入れずに少しこするとこんなふうになります。
これは120番ですのでもう少しかけたあと、最後は300番位でやっていこうかと考えています。300番程度でしたら十分にキレイになります。もちろん番手を上げていくとつるつるになりますね。
私の場合、ハンドサンダーを使う前までは、木のブロックに紙やすりを巻きつけて荒れた面を綺麗にしていましたが、一度に大きな面を綺麗にしようとすると大変な労力でした。ハンドサンダーの場合でも大変なことには変わりはありませんが、とても持ちやすくて力を入れやすいので楽に作業ができています。
おすすめのハンドサンダー HSC-200
おすすめのハンドサンダーをいくつか紹介します。
まずはHSC-200です。ベストセラーです。
特徴はクリップ式&金属製というところです。クリップ式はどこのホームセンターですぐに手に入る耐水ペーパーが使えますので、使いたい時にすぐ使えるので便利です。面が金属(アルミ)製というところも丈夫でいいです。しかも、価格が1500円程度と、樹脂製と変わらないような値段です。まだハンドサンダーをお持ちでない方に絶対のおすすめです。
使用するサンドペーパーはクリップで挟む時に端を折り曲げますので、一辺が230mm~240mm程度のものが良いです。Amazonにもよく使う番手のセット売りがありますのでそちらを買われると良いかと思います。
いくつか紹介と書きましたが…
よくよく考えると、プロではない方であれば、上記のHSC-200がベストではないかと思います。プロの方でしたらいちいちクリップで挟むのが面倒なのでマジックテープ式のを使ったりされます。電動サンダーもありますが、面取り程度でしたらハンドサンダーが便利だそうです。
サンダーで擦ると木が見違えるようにきれいになりますので、是非お使い下さい!
良い木工ライフを過ごしましょうね!