多いや少ないどの記号として使われる不等号。
「<や>」「≦や≧」などの読み方や覚え方、英語ではどう書かれるかをまとめました。
「>」や「<」の読み方覚え方
「 > 」や「 < 」の読み方「大なり小なり」とは、つまり不等号(ふとうごう)の読み方になります。
不等号の読み方と意味
記号 | 読み方 | 意味 |
> | 大なり | 大きい |
< | 小なり | 小さい・未満 |
≧ | 大なりイコール | 以上 |
≦ | 小なりイコール | 以下 |
大なり = だいなり
小なり = しょうなり
です。
この読み方は長い式を読む時に使われていて、普段は「AはBより小さい」等と読むほうが自然ではないかと感じています。同様に「AはB以下」の方がより自然に感じますが、小なりイコールや大なりイコールの方に慣れている方もいらっしゃるかもしれませんね。
参考までに「=」は
記号 | 読み方 | 意味 |
= | イコール | 等しい |
です。
「大なり小なり」の覚え方は
大なり小なりの覚え方は、左の項と右の項のどちらを基準とするかということを覚えていないゆえの混乱だと思います。
例えば
A > B
「A 大なり B」と読み
AはBより大きいということを表していることはすぐに解ります。
つまり
不等号は左の項を基準として考える
ということになります。
同様に
A < B
「A 小なり B」と読み
AはBより小さいということを表しているのですね。
以上や以下の記号では
A ≧ B
「A 大なりイコール B」と読み
AはBより大きいか等しい、つまりAはB以上ということです
大なり小なりは英語ではどのように読むか
「>」や「<」などは数学記号ですので、全世界で使われています。
数学の記号が国によって違うと混乱を招きますので、統一されているのですね。
記号 | 英語 |
> | Greater than |
< | Less than |
≧ | greater than or equal (to) |
≦ | less than or equa (to) |
こんなふうになります。
英語ではこの他にも、書き方があるようですね。
参考までに、不等号の英語での書き方です
「a > b」は、a is greater than b
「a < b」は、a is less than b
「a ≧ b」は、a is greater than or equal to b
「a ≦ b」は、a is less than or equal to b
まとめ
不等号の読み方や覚え方でした
- >は大なり
- <は小なり
- ≧は大なりイコール
- ≦は小なりイコール
- 読みの基準は左側の項
A>Bは「A大なりB」
です。
とくに、混乱しやすい、不等号の読みの基準は左側ということを覚えておかれると良いかと思いました(≧_≦)