ナスネ用に使う外付けHDDを選ぶ時、ナスネがどのような製品かを確認する必要があります。
それは
ナスネの制限
- Blue-rayなどが無く、単独でバックアップができないので、HDDが壊れたら即見れなくなる
- 長時間の番組を見る時、HDDが動き続ける
- 外付けHDDには2TBまでの容量の制限がある(FAT32制限)
この3点です。
私が、信頼性が高いHDDをおすすめする理由がここにあります。
1つ目は、バックアップできる環境がナスネ単体では無いというのは、大切な番組を保存したいときには致命的です。
2つ目は、例えば紅白などの長時間番組を録画した場合、録画時と再生時に、ずっとHDDが動き続けることになります。動き続けるという想定で作られたHDDを求めた方が安心感があります。
これらの願い、安心感を実現できるのが24時間365日常時稼働環境に適応し、NAS用に作られたWD REDです。
ナスネ用に信頼性で選ぶならWD RED使用の外付けHDD一択
今現在、一番オススメでお手軽なのが下記のもので、「WD Red」というNAS用に作られた信頼性が高いHDDを使っていて、残しておきたい番組がある人に最適です。
Western Digital HDD 2TB WD Red NAS RAID 3.5インチ 内蔵HDD WD20EFAX-RT 【国内正規代理店品】
両方に共通しているのは「HDDドライブの信頼性」です。
ナスネは「見たら消す」人用のHDDレコーダーなのですが、ブラタモリなど、残しておきたい番組も沢山あったりします。しかし、外付けしたHDDが壊れてしまっては、増設した意味がなくなってしまいます。
そこで、信頼性が高いHDDを使って安心感を得たいところですね。
今は2TBのHDDは10,000円程度で購入できますが、HDDは工業製品ですので当たり外れがあります。WD REDももちろん同様なのですが、NASでも使えるよう、長時間の信頼性を高めるために作られているHDDですので、WD REDをおすすめできます。
Western Digital HDD 2TB WD Red NAS RAID 3.5インチ 内蔵HDD WD20EFAX-RT 【国内正規代理店品】
ナスネでWD RED使用の外付けHDDを使う方法
ところで、現在Amazonなどで販売されているハードディスク製品は、ほぼ全てが「そのままではナスネで使え」ません!
これは冒頭で書いたナスネで求められる2TB制限が、FAT32のフォーマットに由来しているからです。FAT32は2TBまでのHDDにしか適用できませんし、ナスネはFAT32でフォーマットしたHDDしか取扱いができません。
では、どうやってナスネで使えるようにするのかというと、自分でFAT32にフォーマットする必要があります。
その手順を書いていきます。
ナスネで外付けHDDを使えるようにFAT32でフォーマットする
ナスネに外付けHDDを接続する前に、パソコンでFAT32にフォーマットする必要があります。
フォーマットとは?
フォーマットとは、とても簡単に言うと「HDDの中身を規則通りに整列させる作業」です。ナスネではFAT32というものにフォーマットしたものしか受け付けることが出来ません。今販売されているのは、ほぼ全てがNTFSというものですので、これをFAT32に変更していきます。
WindowsとMACの両方の場合をご紹介します。なお、パソコンがないとこの作業が行なえませんのでご注意ください。
FAT32にする手順 - windows10篇
- ソフトをダウンロードしてインストールする(無料)
バッファローのページを参照してください - パソコンに、ナスネで使う外付けHDDをUSBでつなぐ
- ソフトに従ってFAT32で外付けHDDをフォーマットする
win10の場合、フォーマットできるソフトをダウンロードしないと、FAT32にはできないようです。
なお、おすすめしている「玄人志向のHDDケース」にもFAT32でフォーマット出来るソフトが入っていますが、ナスネで使えなかったという報告がありました。ですが、試してみる価値はあります。
次にMAC OSではどうやってFAT32のフォーマットをするかというと
FAT32にする手順 - Mac OS篇
- MACに買ってきたHDDをつなぐ
- エレコムのサイトに書いてある手順に従う
実は私、MACはすでに手放してしまいまして、フォーマットに関してはパソコン周辺機器メーカーのELECOMのサイトをご参照ください。
MACの場合は、OSで対応しているようですね。
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ナスネに外部HDDを登録する
フォーマットが終わったら、外付けHDDをナスネに登録します。
これは、torneなどを入れたスマホやタブレットから操作できます。
ナスネの画面から
- 「nasne設定」
- 「nasne home」
- 「ハードディスク管理」
とすると、下の画面になります。
このSSはHDDをまだつないでおらず、登録ボタンが出てません。
ここで、FAT32でフォーマットを完了したHDDをつなぐと、HDDがきちんと認識されて、登録できるようになります。
私は、ナスネの電源を切らずにサクッと挿しましたが大丈夫でした。普通のUSB感覚です。
(今回は、記事を書くために8GBのUSBメモリを挿しています。FAT32でフォーマットしてあれば、外付けHDDとして認識されます)
登録が完了すると…
これで、完了です。
大切な番組を録画する前に、(念のために)いろいろと録画してみて、きちんと機能するか確かめられることをおすすめします。
ナスネには信頼性の高いHDDがおすすめのまとめ
ナスネは単体では最大1TBまでしか録画できず、録画したものを消さないとすぐにいっぱいになってしまいますね。
録画予約したときに、「予約エラー」つうちがあるといやなものでs
好きな番組がたくさんありすぎる多趣味な人は、本当に断腸の思いで番組を消すことになってしまいます。
ナスネにつなげることが出来るのはたったの2TBでしかありませんが、無いよりマシです。
できるだけ信頼性が高いHDDを使って、保存できるようにすることをおすすめします。
Western Digital HDD 2TB WD Red NAS RAID 3.5インチ 内蔵HDD WD20EFAX-RT 【国内正規代理店品】
快適なナスネライフを!