銀行の通帳を見てみると見慣れないSMBCの文字。SMBCと契約した覚えがないのに記載されていると不安を覚えますよね。そこで、何故このように記帳されてしまうのかを調べました。
また、「日本シリーズ」の前にあるSMBCの文字についても調べました。
いったいSMBCとは何なのでしょう。
SMBCとは?
SMBC(エスエムビーシー)は銀行の名前の頭文字で、三井住友銀行のことです。
英語で書くと
Sumitomo
Mitsui
Banking
Corporation
スミトモ ミツイ バンキング コーポレーション
ですね。
銀行の引き落とし名義でSMBCがあるときは、SMBCファイナンスサービスという三井住友銀行の関連会社からの引き落としの可能性が大きいようです。
ここで疑問!
SMBCファイナンスサービスと契約したことがないのに「SMBC」名義なのは何故
SMBCファイナンスサービスは一般の会社向けに代金回収サービス(CATS集金代行サービス )を提供しています。この会社が銀行口座から引き落としを行った場合に、通帳にSMBCと書かれる可能性が高いようです。
つまり
SMBCと記載されている場合は、基本的には詐欺などではないと考えられますますので、ひとまず安心されて大丈夫かとは思います…。
ところで何故SMBCと通帳に書かれるかというと
流れはこんな感じです
(注意)全て契約書や利用規約に書いてあって、私達が理解した上で契約したことです。
私達が一般の会社で利用したサービス(通販や車のリース、保険などなど)の代金の回収を、サービスを提供している会社がSMBCファイナンスサービスに依頼して、私達が口座引き落としを希望した時、そして口座引き落としに成功した時に通帳にSMBCと記載されます。
一般の企業が直接銀行口座引き落としを行うには、銀行との手続きが大変なのでこんな仕組みがあります。
ちなみに、一回限りの利用ではなくて、定期的に請求されるリースやスポーツクラブなどのサービスの代金回収に利用されるようです。
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SMBC以外にはどんな名前が記載される?
SMBCファイナンスサービスのCATS集金代行サービス -よくあるご質問-には「引き落とし名義」についてこのような記載がありました。
大部分の金融機関では、「SMBC(○○○○○○○○○○)」と印字されます。
但し、一部の金融機関では、単に「SMBC」「エスエムビーシーファイナンス」「フリカエ」と印字されます。
ゆうちょ銀行は「○○○○○○○○○○自払」と印字されます。
「○○○」の部分はご契約時にあらかじめ貴社からお届けいただく文言となります。
SMBCの他に、カタカナで「エスエムビーシーファイナンス」の場合や、単に「フリカエ」と書かれる場合があるようです。できれば、SMBC○○と利用したサービスの名前を入れてくれるとありがたいですね。
一番いけないのは「フリカエ」と書かれた場合ですね。これではさっぱりわからないです。ユーザーにとって優しくありませんし、なんとかして欲しいところです。
何のサービスを利用したか忘れてしまった時にはどうする?
もし、何のサービスも利用もしていない場合や、何のサービスと契約したのか忘れてしまった時には三井住友銀行に問い合わせをして下さい!
本人確認のうえ、どのような内容の引き落としか教えてくれるかと思います。
参考までに
どのようなサービスで代金回収サービスを利用されているかというと
「ガス・電話・保険・リース・不動産管理・スポーツクラブ等、幅広い業種の企業や団体」
これらで、SMBCファイナンスサービスの利用をされていると書かれていました。
幅広い業種ということですので、自分がどこと契約したのかじっくりと思い出されたほうが良さそうです。
SMBC日本シリーズのSMBCも三井住友銀行のこと
SMBCがスポンサーとなっているスポーツ大会、プロ野球の日本シリーズが有名ですが、「SMBC日本シリーズ」となっていれば、それはSMBCが冠(かんむり)スポンサーとしてお金を出す企業となっていることを表しています。
タイトルに企業名が入るくらいですから、多額だということが想像できますね。