忘れ物などのクレジットカードやキャッシュカードを相手方に郵送(発送)しなければいけなくなった時、どうすれば良いのかを書いていきます。
ここでは
- 郵便物として国内に送る方法で
- 元払い・着払いのいずれかで
- 記録が残る方法で
- できれば安く送る
ことを目指します。
ただし、拾ったものであれば直ぐに警察に届けられて下さい!
なお、財布をまるごと送る場合は財布の郵送方法 お金が入っている場合には発送に注意が必要をご参考にされてください!
また、郵便局のサービスは時々変わりますので、詳しくは郵便局のサイトか、郵便局員にお尋ねされて下さい。
カードを送る時には相手と配送方法を相談する
カード類は大切なものですので、送る時には送り先のお相手の方と必ず相談されて下さい!
相談内容は
- 元払いか着払いか
- 郵送の場合は書留か簡易書留か特定記録(発送の記録は必ず残すようにする)
- 速達にするかどうか
- 梱包はどうするか
などになります。
発送側として大切なのは、クレジットカードやキャッシュカードを発送したという記録が残るオプションを使うことです。
着払いの場合の郵送は「ゆうメール」に限定されます。
ヤマト運輸の宅急便ではクレジットカードやキャッシュカードを送ることが出来ません
スポンサーリンク
クレジットカードの郵送は記録が残る方法で
クレジットカードやキャッシュカードを送る時には最低限記録が残る「特定記録」か「簡易書留」を付けることをおすすめします。
郵便局の窓口で「特定記録で」や「簡易書留にしてください」や「書留でお願いします」と言えば、重さを量った上で料金を伝えてくれます。
※「配達記録」オプションは廃止され、「特定記録」が代わりに使えます
保証と追跡は
- 「簡易書留」は発送と到着の記録、保証は5万円までの実損
- 「書留」は発送と到着に加えて経過記録、保証は実損
- どちらも、日曜休日配達可能。再配達可能です。
- 特定記録には保証はありませんが、受領証がもらえます。
クレジットカードが郵送事故で失くなった時にどこまで保証してくれるかは解りません…。
実はクレジットカードやキャッシュカードは定形郵便(普通の封筒)で送ることができます。
ですが、何の記録も残らない普通郵便では、再発行が面倒なカード類を送るのは不安ですね。
万がいち相手に届かなかった場合のことを考えると、送ったことが証明できる記録が残ったほうが安心です。
着払いは「ゆうメール」がおすすめ
送り先の相手と相談し、着払いでも大丈夫であれば、発送する方の負担が減りますので着払いを利用されてもいいと思います。
郵便として送る場合は、ゆうメールを利用することで着払いができます。
発送したという記録は、特定記録や書留・簡易書留のオプションを付けることで可能です。
※特定記録には保証はつきません
ゆうメールの料金は
150gで規格内(長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内)とすると
180円です(2018年1月現在)
これに、特定記録(160円)か簡易書留か書留のオプションを付けることになります。
簡易書留と書留の料金は重量によって変わりますので、軽いほうが安いです。
着払いに出来る郵送方法は限られていて
「ゆうパック、点字ゆうパック、聴覚障がい者用ゆうパック、ゆうパケット、ゆうメール、心身障がい者用ゆうメールに限ります。」
クレジットカードは「電磁的記録媒体」ですので、ゆうメールとして送る事ができるとあります。
スポンサーリンク
クレジットカードなどの梱包
カード類の梱包で考えるのは
- 多少の衝撃では割れないようにすること
- 封筒の中で固定されていること
- カードが入っているとわからないようにすること
この3つを考えます。
そう簡単に割れるものではありませんが、相手もあることですので、ある程度ちゃんと梱包した方がいいですね。
また、第3者にカードが入っていることが判らないようにされた方が良いと思っています。これも相手の方とご相談下さい。
カード類を送る時に参考になるのは、カード会社から送られて来たときの梱包です。
様々なカードを思い出してみると
カードを少し厚い紙に挟んであるだけという感じですね。
あの感じで充分だということが解ります。
不安なのでもっと厳重に梱包されたい方は
- 厚めのダンボールで挟む
- 薄めの緩衝材を使う
などをされても良いかと思います。安心です。
また、カードを梱包の紙に貼り付ける時には、すぐにはがれるマスキングテープを使ったことがあります。
剥がれにくい接着剤や糊などをつかったら相手が大変です…。
何故、発送したという記録が必要なのか?
何故、記録が残る、特定記録や簡易書留・書留をオススメするかというと
自分が発送手続きをしたことを証明するため
です。
万がいち、郵便事故によって相手側に届かない場合
- 本当に発送したのか
- 郵便事故で届かないのか
相手側にとっては本当のところはわかりません。
友人関係であったら信頼がありますので言いがかり的なものはないと思いますが、それでも証明できるものがあった方が安心感があります。
ましてや、ホテル・旅館や事業者がお客様のものを送る時には必ず証明できるようにしないといけません。
世の中、世知辛く、性善説ではなかなか厳しいことが多いので、誰かの為にしてあげることであっても、とくにお金が絡むことに関しては行ったことを公に証明できるようにしておいたほうが良いと考えています。
クレジットカードの送り方まとめ
クレジットカードやキャッシュカードの送り方のまとめでした
最後はちょっと残念なことを書いてしまいましたが、友人関係を悪化させないため、取引先やお客様との信用を継続させるためにも記録は付けたほうが良いというお話でした。
まとめる(+追加)すると
- 発送先のお相手と相談する
- 発送したという証明のために、特定記録や簡易書留・書留にする
- 送り方によっては着払いも出来る
- カード自体は現金ではないので現金書留の必要はない
- 内容証明郵便では送れない
- 宅急便では送れない
こんな感じです。
カード類は日常生活に欠かせないものですので、しっかり送り届けてあげたいですね。