GIMP Portableのダウンロードから日本語化までを解説します。
GIMPのポータブル版は、インストール版と違って、最初から日本語化されていませんが
ひとつひとつ、絶対に手順を飛ばさないで、確実に行えば、日本語化が出来ます。
時々変更がありますが、内容はだいたい同じですので参考になれば幸いです。
GIMP Portableのダウンロードとインストールの設定(日本語化に大切)
まずはダウンロードとインストールなのですが、日本語にするときに大切な設定があります!
GIMPPortableのダウンロード
GIMP Portableは以下の場所からダウンロードされてください。
https://portableapps.com/apps/graphics_pictures/gimp_portable
この緑のボタンをクリックすると、ダウンロードが始まります。
約110MBあります。回線速度にもよりますが、ダウンロード完了まで5分ほど待ちましょう。
GIMPPortableではWindows版だけでマック版やLinux版はありませんが、windowsソフトを実行できる環境であれば起動できます。
GIMPPortableのインストール(日本語化に大切)
ダウンロードしたGIMP Portableをクリック(ダブルクリックする)と、以下のようなウインドウが表示されます。
実は、この画面は「インストール」時の言語選択であって、GIMP Portableを日本語化できるわけではありません。
日本語化は、このあとに行いますので、ご安心ください。
この画面では、とくに選択肢はありませんが、注意事項が書いてあります。
新しく、GIMP Portableを入れる場合はこのまま「次へ」を押して大丈夫です。もし、GIMP Portableをアップデートする場合は、古いバージョンを終了してから「次へ」を押してください。
次は、GIMP Portableの日本語化にとって最重要な設定画面になります。
このウィンドウでは
Additional Languagesにチェックが有るか確認します。もともとチェックしてありますので「次へ」をそのまま押しても大丈夫です。
Additional Languagesとは、言語を追加するという意味で、英語だけのGIMPポータブルに日本語を含む様々な言葉を追加するという意味です。
今回は、GIMPポータブルの日本語化を目指しますので、チェックしてあるかを必ず確認されてください!
ここでは、GIMPPortableをインストールするフォルダーを選びます。
GIMPPortableでは、すべてを同じフォルダに入れますので、あとでフォルダごと別の場所に移動しても大丈夫です。
このあと、日本語化するときにGIMPを再起動しますので、インストールするフォルダは分かりやすいほうがいいです。
好きなフォルダを設定して「インストール」を押します。
※私は、とりあえず、Dドライブにインストールしました。
このウィンドウは、インストールの進捗画面です。
緑のバーが右端についたらインストール完了ですので、「次へ」を押します。
これで、GIMPポータブルのインストール完了です。
「GIMPPortableを実行」にチェックを入れておくと、「完了」を押したらすぐにGIMPが起動されて、日本語化の設定に移行できます。おすすめです
「完了」を押します。次はいよいよ日本語化です。
GIMPPortableを日本語化する設定
いよいよ、GIMPポータブルの日本語化になります。起動した直後は英語のメニューだけですが、設定する場所を覚えれば大丈夫です。
上の画像は、日本語化したあとのGIMP Portableです。魅力的ですね。ここを目指します。
GIMPPortableの英語メニューの画面です。
日本語化するにはメニューの「Edit」をクリックします。
「Edit」→「Preferences」
日本語化するための設定画面は、「Edit」をクリックして、下にある「Preferences」をクリックします。
Preferencesとは「好み」という意味で、Ginpを好きなように設定できるという感じでしょうか。
設定画面が出てきたら、
- Interfaceをクリック
- System Languageをクリック
かならず、最初に、Interfaceをクリックしてください。
すると…
このように、言語選択で日本語が選べますので「日本語ja」をクリックします。
このあと、右下にある「OK」ボタンを押します。
しかし、このままでは、英語になったままです。
そこで、GIMPポータブルを終了して、もう一度起動します。
起動するときには、一番最初にGIMPポータブルをインストールしたフォルダでアイコンをクリックします。
最初に書いたとおり、分かりやすいところにインストールしないと、どこにアイコンが有るのかわからなくなりますので
まずは、わかり易い場所にGIMPポータブルをインストールすることが大切です。
GMPポータブルのアイコンを見つけたら、ダブルクリックして起動します。
すると、日本語化できています。
これで完了です
GIMP Portableのマック版はあるか?
GIMP PortableのMacintosh版は、2019年月の時点では用意されていません。
マック(Mac OS X) でGIMP Portableを使うには
Mac OS X via CrossOver, Wineskin, WineBottler, PlayOnMac
引用 Download PortableApps.com Platform - Free App Store & Menu
Windowsアプリをマック上で使うためのアプリ経由でしたら、GIMP Portableをマック(Mac OS X) でも使うことができるようです。また、その場合でも、日本語化の手順はwindows版と同じです。
※viaとは、「経由」という意味です
GIMP Portableの日本語化の手順まとめ
手順をまとめると
- Gimpポータブルをダウンロードする
- 分かりやすいところにインストールする
- メニューの「Edit」→「preferences」→「interface」→「System Language」の順番にクリック
- 日本語[ja]をクリックして右下の「OK」をクリック
- Gimpポータブルを終了して、再び起動する
- 日本語化完了!
このような手順です。
やることが多くて分かりづらいかもしれませんが、手順通りにやると出来ますので、大丈夫です。きっとできます。
もし、Gimpポータブルの日本語化がどうしてもわからなければ、ポータブル版を諦めて、インストール版をお使いください。
インストールの日本語化は記事にしていますのでご参考にされてください!
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